☆★光を感じる仕組みを考えてみましょう☆★
8月になると夏本番です。各地で納涼花火大会が盛大に行われていることと思います。
須恵中央眼科は福岡県糟屋郡須恵町にある眼科ですが、福岡の夏の風物詩となっている大きな花火大会は、福岡市内で毎年8月1日に行われる大濠花火大会です。
(正式名称:西日本大濠花火大会、今年で50回目です)
昨日、久々に観覧会場から鑑賞させていただきました。
ところで、目の届いた光はどのような仕組みで【見えると実感している】のかをご存知ですか?
簡単に言うと、
(1)光が角膜(コンタクトを乗せるところ)から目の中に入ります。
(2)瞳(カメラの絞りの役目)が大きくなったり小さくなったりして光の量を調整します。
(3)水晶体/硝子体を通り、目の奥の網膜というところで感じた光は【視神経】を通して脳へ届き、【映像】として見えたと実感するのです。
カメラに例えると、フィルムの役割を果たしている部分が【網膜】になります。
網膜には色を感じる神経(稈体=かんたい)と、明るさを感じる神経(錐体=すいたい)があり、光はこの二つの神経で一度分解され、視神経を通して脳へ送られるのです。
そして再び脳で合成され、【映像】となって見えたと感じているのです。
たった直径24mm、重さ7gの目から、私たちは生活の80%程の情報を得ているといわれています。
きちんと見えるということは、生活の質(Quality of Life)を維持するために重要な器官といえます。
この目という大事な感覚器を守るため、当院では網膜異常がないか(眼底検査や網膜の断層写真による診断)、神経が痛んでないか(視野検査)を行なって、皆様の目の健康を管理してまいります。
見え方が気になる方は、ぜひご来院下さい。