• 網膜静脈閉塞症とは
• 網膜静脈閉塞症の原因
• 網膜静脈閉塞症の症状
• 網膜静脈閉塞症の治療法

網膜の静脈が詰まってしまう病気です。
血液の流れが悪くなり、眼底出血や網膜浮腫を起こします。

動脈硬化が大きな要因と考えられています。
高血圧、糖尿病の方に起こりやすい病気です。

• ものが歪んで見える
• 視野の一部が暗い
• 視野の一部が欠けて見えない
• 視力が低下する

新生血管の成長や血液中の水分が漏れ出すようになる原因となる物質が、VEGF（血管内皮増殖因子）といわれています。
この物質を減らす効果がある薬剤「抗VEGF薬」を、直接眼に注射することで、新生血管を退縮させたり、網膜内の浮腫を消退させます。経過を観察しながら、適宜、治療を継続していきます。

網膜にレーザーを照射して、新生血管の発生を防ぎます。
網膜静脈閉塞症で血管が詰まっている場合が適応になります。
当院では地域で唯一、最新のパターンレーザー光凝固装置を導入しています。パターンレーザーは、複数のレーザーを効率よく同時に照射できるため、従来のレーザーと比べて痛みが少なく、短時間で治療できる利点があります。