遠近両用コンタクトレンズ
遠近両用コンタクトレンズとは
遠くも近くも両方見えるコンタクトレンズです。
通常の単焦点のコンタクトレンズとは違い、1枚のレンズに遠用ゾーンと近用ゾーンを組み合わせたレンズです。
こんな方におすすめです
- 40歳以上で、手元が見えにくいと感じている方
- パソコン作業をすると目が疲れやすい方
- 本や新聞の文字が見えにくい方
- 老眼鏡をかけたくない方
遠近両用コンタクトレンズのメリット
遠くも近くも見えやすい
老眼鏡をかけなくても、遠くも近くも見えやすくなります。
遠近両用は通常のレンズと違って、視力検査のデータだけでは判断ができません。一人ひとりのライフスタイルや仕事の内容によってニーズが違うため、実際に使ってみないと自分にぴったり合うものが見つけにくいものです。
当院では、ほとんどのメーカーのレンズを取り扱っておりますので、患者さまに最適な1枚を選ぶことが可能です。
テスト期間は1週間ほど使ってみて、ご自分に合ったものを処方いたします。
2種類のレンズを使ってもらい、どちらかに決めてもらうこともあります。
特殊コンタクトレンズ
円錐角膜や乱視が非常に強い方など通常のコンタクトレンズが合わない方のために、当院では特殊なレンズの処方に力を入れています。
特殊なハードコンタクトレンズを使い、メーカーの協力をもとに患者さま一人ひとりの目にフィットするようにセミオーダーで加工を行います。
費用は、加工代も含めて通常のコンタクトレンズの1.5~2倍です。
今お使いのコンタクトレンズが合わないとお感じになっている方はぜひご相談ください。
- 円錐角膜とは
円錐角膜とは、角膜(黒目)が前方に突出してくる病気です。
視力低下の症状がありますが、不正乱視があるため眼鏡では視力を矯正できません。
角膜の突出を抑えるためにも、ご自分の目の形に合った特殊なハードコンタクトレンズを使用することが大切です。
進行すると角膜移植が必要になる場合もあります。