2014.02.14更新

●花粉症の本格シーズン到来…症状がひどくなる前に眼科へ

2月に入り須恵中央眼科のある福岡県糟屋郡でも本格的な花粉(スギ花粉)の季節になりました。2014年春のスギ+ヒノキ、シラカバ花粉の飛散量は、北海道と近畿から九州地方にかけて例年並みか、やや多い予測となりました。(*2014年1月 日本気象協会発表記事より抜粋)すぐに治療・対策をとれば症状を軽くすることもできますが、そのままにして症状が重くなってからだと改善も遅く、処方するお薬も増えてしまいます。お早めに眼科の受診をお勧めいたします。

●花粉症による目のかゆみは季節性アレルギー性結膜炎

花粉が原因で、特定の季節にのみ症状があらわれるものを季節性アレルギー性結膜炎といいます。アレルギー反応が起こると、肥満細胞という細胞からヒスタミン(かゆみや充血のもととなる物質)などの物質が大量に放出されます。これらの物質は、目の知覚神経や毛細血管などを刺激して、強いかゆみや充血などの炎症を引き起こします。

●いきなり花粉症??

アレルギー体質でなければ一生花粉症にならずにすむかというと、そうともいえません。体質や個人差はありますが、いきなり花粉症の症状があらわれることもあります。花粉症になったかを調べるには血液検査でわかります。下記の症状があらわれてお悩みの方はまずご来院ください。

●目に起きる花粉症の症状

目に起きる花粉症の症状にはつぎのものがあります。

・目のかゆみや充血    ・目やに(涙のようにサラサラした水状のもの)

・涙が出る        ・まぶたの裏にぶつぶつができる

また、上記のアレルギー症状はハウスダストやはやり目、ドライアイでも同じ症状がでることがあります。花粉症ではない場合もありますので、まず医師の診断をうけてください。

●花粉症の治療

眼科で行われるアレルギー性結膜炎の治療の基本は、薬物療法となります。薬物療法の目的は、日常生活に支障がないようにかゆみの症状を軽くすることが中心となります。治療には抗アレルギー点眼薬(抗ヒスタミン薬、ケミカルメディエータ遊離抑制薬)が主に使われます。重症の場合にはステロイド点眼薬や免疫抑制点眼薬などを使用する場合もあります。

●花粉症の対策

天候や時間によって異なる花粉の飛び方の特徴を知っておくことが大切です。毎日の花粉情報などのチェックも欠かせません。そして、アレルギーの原因(アレルゲン)となる花粉との接触を避けること。これは「抗原回避」というアレルギー患者さんのセルフケアの基本です。このように、基本的な気配りを日頃から行うことが何よりも花粉症の症状の予防・軽減につながります。

―外出時はメガネ、マスク、帽子を着用しましょう

―帰宅時に衣類や髪に付いた花粉を払い落としましょう

―帰宅後は手洗い、うがい、洗顔を心掛けましょう

―洗濯物、布団は花粉を払い落としてから取り込みましょう

花粉の最新飛散情報はウェザーニュースの各地の花粉情報(こちらをクリック)で確認できます。

 

花粉症を根本的に治すお薬は、現段階ではありません。つまり、一度発症してしまったら、この先もずっと花粉症と”お付き合い”していくことになるのです。

正しい知識と対応を身につけるためにも眼科への受診をお勧めします。

 

 

 

 

投稿者: 医療法人須恵中央眼科

2014.01.27更新

花粉の季節が近づいてきました。まだご来院されていない方は、早めの受診をおすすめします。

 

今春のスギ花粉の飛散開始はおおむね例年並みか遅く、九州と東海では2月上旬から花粉シーズンに突入するとの予測が公表されています。2014年の花粉飛散量は全国平均では2割程度少なくなる見通しですが、須恵中央眼科がある北部九州の花粉の飛散予想は昨年より高くなっています。平年と比べ、多い所では130%程度となる見通しで、特に注意が必要です。

●初期療法が効果的

花粉が飛びはじめる2週間ほど前から、もしくは症状が軽いうちに、治療を始めることを【初期療法】 といいます。初期療法をおこなうと症状が出るのを遅らせたり、症状を軽くしたりできる可能性があります。

●初期療法のイメージ図 ●

花粉症

*花粉症・アレルギー性鼻炎情報サイト「花粉なう」より抜粋

初期療法をきちんと行うことで症状が軽くなります。本格到来の前に一度ご来院下さい。

投稿者: 医療法人須恵中央眼科

2013.03.19更新

昨日の福岡県糟屋郡須恵町は集中豪雨かと言うくらいの激しい風雨でした。本日は雨も止み、とても春っぽくなり、ぽかぽかの陽気です。
この時期は、【春=花粉】という悩みが尽きませんが、更に今年は新たな問題として大陸からの【PM2.5】という汚染物質の飛来が懸念されています。
特に九州は中国大陸に近いため、その注意喚起が本州よりも強く行われております。

今回はこの【PM2.5】と【花粉】の関係について関連ページ等も交えてお話しようと思います。

●PM2.5とは?

2.5(μm)の粒子状物質(りゅうしじょうぶっしつ)の事を言います。大気中に浮遊している2.5μm(1μmは1mmの1千分の1)以下の小さな粒子のことで、環境基準を定めて対策を進めてきた10μm以下の粒子である浮遊粒子状物質(SPM)より小さな粒子です。

一般的にはマイクロメートル(μm)呼ばれますが、正規ではParticulate Matter, PM, Particulatesと呼ばれていて、それを取ってPM2.5と一般的に呼ばれております。このPM2.5は非常に小さいため(髪の毛の太さの1/30程度)、肺の奥深くまで入りやすく、肺がんや呼吸系への影響に加え、循環器系への影響が懸念されています。

主な成分は、燃焼による煤塵や黄砂のような飛散土壌、海塩粒子、工場や建設現場で生じる粉塵などです。PM2.5に関する詳細情報は環境省のページでも確認できます。こちらよりご覧下さい。

PM2.5

3月8日に撮影した福岡市内上空は、春霞とは言えず何となくすっきりしない空でした。本日も同じように霞がひどいように感じました。この日は警戒基準値を大きく超えるPM2.5の観測が福岡市内のあちこちで確認されていました。

福岡県のPM2.5の飛散状況についてはこちらよりご覧下さい

PM2.5

●PM2.5の人体への影響は?

PM2.5は非常に小さいため(髪の毛の太さの1/30程度)肺の奥深くまで入りやすく、呼吸系への影響に加え、循環器系への影響が懸念されています。また、肺がん、動脈硬化や心臓疾患、脳梗塞などを誘発する危険性があります。子供やお年寄り、妊婦は特に注意が必要です。市販のマスクで除去することができずにすり抜けてしまうため、対策困難とされているのが現状です。
中国では急激な経済成長に伴ってPM2.5を筆頭とした有害物質による大気汚染が加速して、社会問題になっています。日本も同様に、偏西風に乗った有害物質による大気汚染が懸念されています。

●PM2.5と花粉が一緒になると症状がさらに悪化

PM2.5は花粉にくっつくと、花粉がいわば“爆発”し、さらに微小な「PM1.0」が発生してしまうようです。埼玉大学の王青躍准教授(環境科学)によると、「PM2.5に含まれている硝酸塩が花粉にくっつくと水分が花粉にどんどん入り込み、やがて爆発します。するとその衝撃で、花粉と一緒にPM2.5も砕け散り1マイクロメートル以下の物質『PM1.0』となってしまうんです」とのことでした。
*NEWSポストセブン3月16日(土)16時6分配信より抜粋

通常のマスクではさえぎることのできないPM1.0となった有害物質や花粉片は、肺のもっとも深い肺胞にまで取り込まれていってしまいます。これまで花粉症になったことのなかった人にもアレルギー反応が出たり、今まで花粉症だった患者さんの症状がさらにひどくなることが心配されております。

●市販のマスクでも、遮蔽(しゃへい)率の高い専用マスクが有効

市販の普通のマスクではPM2.5を防ぐには遮蔽能力に限界があるようです。環境省の専門家会合で委員を務める兵庫医科大の島正之教授(公衆衛生学)は、「PM2.5の被害は、たばこに比べれば小さい。健康な人はそれほど心配する必要はない」としながらも、「影響には個人差があり、特に子どもは影響を受けやすい。呼吸器や心臓に疾患がある人も、環境省や自治体のHPで濃度の速報値をチェックし、体調の変化に気を付けてほしい」と呼び掛けているようです。

また、大分県立看護科学大の市瀬孝道教授(環境毒性学)は「あまり神経質になる必要はないが、濃度が高い日はマスクや花粉対策用のゴーグル、うがい、目の洗浄、布団や洗濯物を室外に干さないことなどが、被害を防ぐのに効果がある」とお話しされています。

また、家に入る前に衣類をはたくほか、床の水拭きや、空気清浄機の活用も有効です。
*2013年3月19日中日新聞より抜粋

高性能マスク防じんマスクや高性能フィルターを導入してPM2.5対策をうたった空気清浄機、布団乾燥機等でできる限りの予防を行いましょう。特に、幼児など小さいお子様へは長期的な影響が気になりますので注意が必要です。

 

投稿者: 医療法人須恵中央眼科

2013.03.01更新

先週以降、須恵中央眼科のある須恵町および糟屋郡付近の多くの患者様が花粉症でご来院されています。現在九州ではこの花粉に加え、中国大陸からの汚染物質【PM2.5】の飛来も心配されています。

報道では、この汚染物質と花粉が一緒になると通常よりも【アレルギー症状】が悪化する可能性が指摘されております。

このPM2.5と花粉の関係は、=花粉注意報③=でご紹介します。*PM2.5の飛来予想はこちらの【福岡市PM2.5予測情報】ページでご確認下さい。

今回は花粉症の症状が出た時のケアー、コンタクトレンズ装用時の注意点を、前回同様に眼科受付に設置しております冊子の画像を添付してご説明致します。

花粉症に自己判断は禁物です。必ず眼科医に診察してもらいましょう。

実際には正しい種類の目薬をきちんとした方法で使用しませんと、かえってその症状を悪化させることもあります。自己流のケアはやめて、早めに眼科へお越し下さい。

★花粉症の時の注意★
・できるだけ目はこすらないようにしましょう。かゆみの悪化や、目を傷つけてしまうことになります。
・水道水での洗顔はOKですが、何回も洗うと逆に粘膜を傷つけてしまうので注意です。

★花粉をできるだけ持ちこまないように気をつけましょう★

画像の外出時のポイントをチェックしてみて下さい。テレビやインターネットなどで、花粉の飛散情報が毎日公開されています。飛散量の多い日はできるだけ外出を控えましょう。

★マスクやゴーグル型のメガネで花粉の侵入を防ぎましょう。
花粉から目を守るメガネもあります。詳細はこちらでご確認下さい。

★目についた花粉は【人工涙液=涙の成分に似た目薬=】で洗い流しましょう。
この目薬の使用に関しても、必ず眼科医に相談の上、正しくご使用ください。
*人工涙液の詳細についてはこちらで発売されているものが確認できます。

★コンタクトレンズはいつも清潔にしましょう★
コンタクトレンズについた花粉があると、そのまま目に花粉がとどまります。通常は洗浄して花粉は流すことができますが、こうなると厄介です。症状を見てレンズの装用を一時中止するなどの処置が必要になります。また、使用するならば【1日使い捨てタイプ】の方が、毎日清潔な状態を保ちやすくなるといえます。このような対応で症状が軽くなるかもしれませんので、眼科にてご相談をされることをお勧めいたします。

花粉症のようなアレルギーは日常のリズムを崩すばかりか、気持ちもすっきりとしないので症状に悩まされることがとても多いものです。それを受け、症状緩和の方法や有効な方法も日進月歩で進んでます。独断に頼ることなく、眼科へのご相談をお気軽にされてみて下さい。

投稿者: 医療法人須恵中央眼科

2013.02.14更新

☆★花粉の飛散時期がやってきました。初期療法が有効です★☆

バレンタインデーのこの時期は甘いチョコが飛び交いますが、あまり飛んで欲しくないものも、その飛散時期を迎えます。
お悩みの方にはとても苦しい【花粉症】の季節が始まってしまいます。

これから数回に分けて花粉症について、そのケアーやコンタクトレンズ装用時の注意などお話してゆこうと思います。

●花粉予想●
須恵中央眼科のある福岡県は九州北部に位置します。NPO花粉予防協会の花粉マップによるとヒノキ・スギの花粉飛散予測は【2月中旬】となっております。その量は昨年と同等規模、またはそれ以上の猛威と言われており、厳重な注意が必要となります。

花粉飛散情報

●花粉症について●

花粉症とは体内に入った異物への体の過敏反応です。眼科に配布される冊子の画像を載せていきますので是非ご覧になってみて下さい。

●花粉症の症状●
・かゆみ
・充血
・涙目 などが特徴的です。 くしゃみや鼻水も一緒に現れるので風邪と間違われやすいです。

花粉症は毎年増加傾向にあります。いままでそうでなかった人もいきなり花粉症になることがあります。おかしいなと思ったら早期に眼科へご来院下さい。

●アレルギーは体の過敏反応●
花粉に反応して、体の免疫反応で(ヒスタミン)という物質が体内で放出されます。この物質がさまざまなアレルギー反応を体に引き起こすのです。

●花粉対策は初期療法が効果的●

初期療法とは花粉飛散前から点眼や内服を開始することです。これから暖かくなってくると、いっそう花粉の飛散が予想されます。その前にあらかじめ眼科で初期療法を受けることをお勧めいたします。

ケアについてや対策の続きは次の投稿で申し上げてまいりますのでそちらもご覧下さい。

投稿者: 医療法人須恵中央眼科

2012.11.26更新

★☆ドライアイとはどういう病気でしょう☆★

須恵中央眼科には目を患った方がたくさんいらっしゃいますが、【目が乾く】【目が痛い】などでご来院される方が多くなってきております。コンタクトレンズの装用をされている方の中でも、この症状を持たれる方を多く見受けます。

この場合、ドライアイという状態が推測されます。

ドライアイとは涙の分泌量が減ったり、量は十分でも涙の質が低下することによって、目の表面を潤す力が低下した状態を指すものです。

●ドライアイの分類(タイプ)

・涙液分泌減少型;中高年女性に多い

・涙液蒸発過多型;全世代に多い

最近の研究により、涙が十分出ている人でもドライアイである可能性があることがわかってきました。それは、目が乾いていないタイプのドライアイ:「BUT短縮型ドライアイ」と言われます。パソコンなどの作業をすることが多いオフィスワーカーやコンタクトレンズをつけている比較的年齢の若い方の間では、男女問わずこの新しいタイプの「BUT短縮型ドライアイ」になる患者様が増えています。

現代はパソコンや携帯電話も含め【目を酷使する時代】と言えますが、この副産物としてドライアイが増加していると言えるでしょう。

■涙の産生と排出
涙は【涙腺】という眼の上にある組織で作られ、まばたきすることで目の表面に行き渡ります。ほとんどは目頭にある「涙点」という小さい穴から鼻の奥に排出され、一部は目の表面から蒸発します。

 涙の流れ

■ドライアイの症状
目の乾燥感だけでなく、異物感・目の痛み・まぶしさ・目の疲れなど、慢性の不快感がでます。視力の低下も起こります。

■ドライアイによる目の障害
涙は目の表面を潤すだけでなく、角膜や結膜の細胞に栄養を供給しています。ドライアイになると目の表面の細胞にキズができやすくなり、ほおっておくと【きちんと見えるなくて困る】という不快感がずっと続いてしまいます。
おかしいかな?と思われましたら、すぐに適切な処置を行うことをお勧めいたします。

例)ドライアイになっている眼赤、黄に染色されているところが障害されている細胞となります。

ドライアイ

■ドライアイはどういう人に起こりやすい?
(1)年齢
年を重ねると、涙の分泌量や質が低下して起こりやすくなります。
(2)性別
女性の方が男性よりドライアイになりやすいことが知られています。
(3)過度のVDT(visual display terminals)作業
パソコンなど、モニターを見つめる作業を長時間行うことで、
ドライアイが起こりやすくなります。
(4)乾燥した環境
冬の乾燥した季節になるとドライアイが悪化する人が多くみられます。
エアコンの吹き出し口に当たるところに長時間いると症状が悪化することがあります。
(5)コンタクトレンズ
ソフトコンタクトレンズ装用者では、ドライアイの割合が多いことが知られています。
(6)喫煙
たばこの煙に目がさらされると、涙の状態が悪くなることが知られています。
(7)内服薬
血圧を下げる薬や精神疾患薬など「抗コリン作用」がある薬には、
涙の分泌量を減少させるものがあります。
(8)点眼薬
点眼薬の中には、涙の安定性を低下させ角膜に障害を与えやすくなる成分が含まれて
いるものがあります。また点眼薬の中に含まれる防腐剤などによる障害でも起こりやすくなります。
(9)全身の病気に伴うもの
シェーグレン症候群という涙腺や唾液腺に対する自己免疫疾患では、
強いドライアイを生じることがしばしばみられます。

■ドライアイの検査
涙の量を調べる検査としては「シルマー試験」というものが一般的です。ろ紙をまぶたのふちに挟み、5分間でどのくらいの長さが濡れるかを調べる検査です。目の表面の状態を調べるには、フルオレセインという黄色の染色液を少量点眼し、スリットランプで観察します。傷があるとその部分が染まって見えます。また、同じ染色液で涙の安定性を調べる検査(涙液層破壊時間:BUT検査)も行ないます。まばたきをしないで目を開けたまま、涙の層がどのくらいの時間で乱れるかを調べる検査です。いずれの検査も外来で行ない、比較的短時間で終わります。強い痛みなどは感じません。

■ドライアイの治療
(1)点眼薬
症状が軽い場合は、潤いを持たせる点眼薬で緩和させることができます。人工涙液、ヒアルロン酸製剤などが用いられます。
(2)涙点プラグ
涙の出口である涙点に栓(涙点プラグ)をして、涙の生理的な排出を人為的に遮断するような治療を行うこともあります。プラグの大きさや材質など、いろいろなものが開発されています。
(3)悪化要因の除去
長時間のVDT作業や運転では、まばたきの回数が減るのでドライアイ症状を悪化させます。適度の休みを取ることが目の健康に重要です。また涙の状態を悪くさせる内服薬やコンタクトレンズの装用を減らすことも一つの手です。
(4)その他
目の保湿を補助するために加湿器を用いたり、エアコンの設定を変えるなども有効です。メガネの周りに覆いを付けることで、目の周りの湿度を上げることも有効です。

★ドライアイの可能性をセルフチェックしてみましょう★
ドライアイではなくとも、例えば眼鏡やコンタクトレンズの度が合っていないと、眼が疲れやすく感じます。次のチェックリストでドライアイの可能性をチェックしてみましょう。

次の症状のうち、あてはまる項目にチェックをつけてください。ただし年に1、2度程度の症状はあてはまりませんが、
軽度でも長期間にわたって現れる症状にはチェックをつけてください。

1 眼が疲れやすい
2 めやにが出る
3 眼がごろごろする
4 重たい感じがする
5 眼が乾いた感じがする
6 何となく眼に不快感がある
7 眼が痛い
8 涙が出る
9 ものがかすんで見える
10 眼がかゆい
11 光を見るとまぶしい
12 眼が赤い

チェックが5つ以上ならドライアイの可能性があります。さらに10秒以上眼を開けていられない、まばたきの回数が多いなら(40回/1分以上)その可能性がさらに高いといえるでしょう。

■おわりに
ドライアイは失明などの重篤な結果をもたらすことは少ない病気ですが、慢性的な目の不快感や疲れをもたらして、日常生活の質を下げてしまいます。目の異物感や疲れを感じたら、眼科を受診するようにしましょう。

*日本眼科学会ホームページ等より抜粋、加筆を行っております。

 

 

 

 

投稿者: 医療法人須恵中央眼科

2012.11.09更新

★☆手術室より -白内障手術準備- ☆★
福岡県粕屋郡須恵町の須恵中央眼科では毎週水曜日の午後に日帰り白内障手術を行っております。

毎週白内障手術を受ける患者様のため、オペ室スタッフは万全の体制で準備をしています。

白内障手術

日帰り白内障手術の時間的は、おおむね20分前後です。可能な限りスムーズに手術を行うため、その準備には細心の注意が必要です。

●飛躍的に安全となった白内障手術●

日帰り白内障手術はこの20年で、見違えるほど手技が向上し、医療機器も発達しました。
以前は【入院】【痛みの多い麻酔】【まだまだ未発達の医療器具】など、本当に大変な手術でした。
またそれに伴う【術中の合併症】の発生もまだ高く、厳しい環境で手術をしなければならない状況でした。

◆下記の写真は20年前に最も多く使用されていた超音波乳化吸引装置の一つです。

超音波乳化吸引装置

この医療器具は濁って白内障となった眼内の【水晶体】を微細な波長で破砕し、吸引除去するものです。この機器が一般化する前は、白内障になった水晶体の摘出は大きく12mm程のキズ口を開け、そのままの形で摘出する方法しかありませんでした。(現在は約3mmのキズ口です)


◆下記の写真は現在当院で導入しております最新の超音波乳化吸引装置です。

超音波乳化吸引装置

現在の最新技術を搭載した当院で稼働中の機器です。設計はスリムでコンパクトになり、使用する超音波は、アナログからデジタルでの発振となり、人間では制御・コントロールできないレベルでその微細な発振を管理するようになりました。 

*2msec(1000分の2秒)での発振を管理するテクノロジーにより,従来の機器よりも手術部位を【低温】【静寂】に保ちやすく,
するものです。これにより手術によるダメージを抑え、翌日には【快適】な視力を得ることが更に可能となりました。

●日帰り白内障手術でも、細心の注意が必要な合併症●
=感染性術後眼内炎=

このような医療機器の発達が現在の日帰り白内障手術を支えておりますが、それでも手術にはあってはならないトラブルが付いて回ります。

その代表的な物が【術後感染症】です。

日帰りの白内障手術は、国内で最も普及している外科手術の一つとなりました。
安全かつ早期に視力回復を実現し、国民のQuality of lifeの向上に大きく寄与しております。

しかし、いかに予防策を講じても、術後感染症の発症を完全に制御することは困難です。今でも非常に少ない頻度ながら術後眼内炎が発症しております。時には重篤な視機能障害を生じる症例もあります。

◆感染性術後眼内炎となってしまわれた患者様の状態です。◆

感染性術後眼内炎

●感染性術後眼内炎の原因とは?●

手術の創から細菌や真菌(病原性カビ)が侵入して発症するものです。手術直後から発症する場合と数ヶ月から数年を経てから発症するものまでさまざまです。

発生頻度としてはきわめて稀(まれ)ですが、菌の毒性が強い場合や発見が遅れた場合は、重篤な視機能障害を残すことがあります。最悪の場合、失明することもあります。

●感染性術後眼内炎の発生頻度=当院では開院以来発生【0件】=●

現在、わが国における白内障術後眼内炎の発症率は約0.05%(約2,000件に1件程)です。幸いなことに、須恵中央眼科では開設以降12年間、白内障の【術後感染症】は1件もありません。

これからも患者様に【安心】・【安全】に手術を受けていただくため、手術室内の清潔区域の管理を徹底するよう、毎日真剣に取り組んでまいります。きちんと滅菌、消毒、洗浄を行ない、いつでも【安心】・【安全】な手術環境をつくることが我々の重要な責務だと思っております。

 

 

 

投稿者: 医療法人須恵中央眼科

2012.11.06更新

★☆冬に流行?はやり目に再度御注意下さい。☆★

秋から冬であっても【はやり目】の患者様がご来院されます。須恵町に限らず、近隣の篠栗町、志免町、宇美町などにさまざまな場所からです。だいぶ離れた東区や古賀市などからもいらっしゃるので、少し驚いております。

この状況について少し考えてみました。

須恵中央眼科のある福岡県粕屋郡の須恵町は静かな町です。
しかし近年、大型のショッピングモールができています。このショッピングモールには、
福岡県内・外より、たくさんの方がショッピングにきています。
週末となるとたくさんの催しが開催され、楽しい場所となっています。ショッピングモール

しかし、たくさんの人が集まる場所となると当然ウィルスなどの拡散が考えられます。
昨今のはやり目の流行もその影響によるものなのでしょうか?

【はやり目】これはウイルス性の「流行性角結膜炎」です。前回も夏にブログでご紹介いたしましたが、【とても感染力の強い】ウィルスにより、人から人へと拡散し、蔓延(まんえん)していきます。

感染の経路は【接触感染】です。
はやり目の人が、涙や目やにのついた手で触ったドアノブや自動販売機のボタン、手すりなどを知らずに触ってしまい、その手を洗わずに自分の目を触ると感染するというイメージです。

人がたくさん集まる場所では、その拡散も大きくならざるを得ません。小さな商店街やスーパーだけがあった須恵町も、
大型ショッピングモールや映画館ができると、感染が広がりやすくなるとも言えます。しっかりとした感染への知識と適切な予防が必要となります。

はやり目

●はやり目の症状
【充血してかゆい】【目やにがひどい】【目が痛くぶつぶつが赤目にある】

●治療と注意
【はやり目】には【特効薬】はありません。かかってしまったら基本的には自分の抵抗力で治るしかありませんが、
点眼により症状を軽くしたり、患う期間を短くすることはできます。

約5日~1週間ほどは症状が強くなることもあります。医師の指示で点眼薬での対症療法を続けましょう。

感染を増やさないように、ハンカチやタオルは別に管理することも大事です。周りの人はよく手を洗うことが必要です。

●はやり目は【目の病気ではインフルエンザのようなもの】
しっかりとした予防を行う点では、冬に猛威をふるうインフルエンザと同じです。
きちんとした手洗いを行い、感染への注意を怠らぬようご注意下さい。

*前回投稿のはやり目関連の記事はこちらをクリックください。

投稿者: 医療法人須恵中央眼科

2012.09.24更新

☆★☆★ほおっておくと本当に危ない!糖尿病と目の関係★☆★☆

左目の視力低下と飛蚊症*注1)の症状があるということで、
50代後半の女性の患者さんが糟屋郡志免町より須恵中央眼科を受診されました。
*注1)目の前を黒い虫のようなものが飛ぶように見える症状

視力検査では矯正視力でも左目は0.15しかありませんでした。
眼底検査をすると、とても厳しい眼底出血が両方の目に起きていることが分かりました。
すぐに糖尿病による眼底出血だと考え、患者さんにいつくか質問をしました。

・のどの渇きやおしっこが近いくないですか
・急に体重が減っていませんか

糖尿病でよくある症状がなかったかお聞きしましたが、そのような自覚症状はないないようでした。
残念ながらその後に行った血液検査の結果より、糖尿病であることがほぼ決定的になりました。
2日後に造影検査を行い、糖尿病網膜症の確定診断をして、早速レーザー治療を行いました。

糖尿病網膜症

*左側が健康な状態の眼底画像。
*右側は進行してしまった糖尿病性網膜症の眼底、赤い斑点は
出血です。また毛細血管が詰まり、周囲の組織が酸素不足となり網膜に浮腫(水ぶくれ)が起こり、綿花のような白斑も現れます。

この患者様には、すぐに内科にかかるようにお話しして糖尿病専門の内科の先生をご紹介しました。
恐ろしいことに糖尿病が原因で失明する人は、医療が発達した現代でもたくさんいらっしゃるのです。

●糖尿病患者の人口や予備軍の推移について●

全国の統計によると糖尿病の総患者数は約237万人もいらっしゃいます。
また糖尿病が強く疑われる人や可能性を否定できない「予備群」も合わせると、
2210万人と推計されています。糖尿病が疑われる人は10年前と比べ約1.3倍に増え、
増加傾向にあります。
*厚生労働省 平成23年(2011)人口動態統計(確定数)の概況より参照致しました。

糖尿病の三大合併症のひとつである【糖尿病網膜症】もこれと同じように増加の傾向にあります。
約3,000人もの方が毎年失明を招いており、中途失明の上位を占めています。
また失明には至らなくとも、視覚障害により多くの患者さんが日常生活に支障をきたしています。

緑内障

*日本で失明される原因の割合です。以前は緑内障より高く国内失明原因の1位でしたが
その後の医療の発展により低くななったものの、まだ上位を占めております。(dm-netより参照)

糖尿病網膜症は初期は自覚症状に乏しく、症状が現れた時はすでに手遅れということが原因の一つです。
幸い今回ご来院された患者様は、きちんとした治療を行えば失明する可能性は低いと分かりましたが、
あと半年受診が遅れたら両眼とも失明していたかもしれないと思います。

この患者さんのように、
糖尿病は血液検査や検尿などの検査を受けなければわからないケースが多いため、注意が必要です。

また糖尿病と診断され一度も眼科にかかったことがない方や、
しばらく眼底検査を受けていない方は是非眼科で眼底検査を受けて下さい。

前述したとおり、糖尿病網膜症は自覚症状に乏しい病気です。
見え方に問題がないからと言って、大丈夫とは言えないのです。

*眼底検査の時の注意です*

眼底検査では、瞳孔を開く目薬を使って眼底がよく見える状態で検査をします。
検査のあとは4時間くらい眩しかったりピントが合いにくくなりますので、
自動車やバイクの運転は危険です。ご自分で運転しての来院はお控え下さい。

眼底検査

*薬で瞳を開く(散瞳)する前と後です。元に戻る迄に4時間程かかります。

レーザーによる糖尿病性網膜症の治療●

須恵中央眼科は糖尿病網膜症の診断、治療に特に力を入れています。

OCT(光干渉断層計)という網膜を詳しく調べる画期的な器械や
パターンレーザーという特殊なレーザー治療機器を導入しています。

パターンレーザーは地域で須恵中央眼科だけが導入しています。
このレーザーを使うと、人によっては治療時に感じる痛みがほとんどなく、
レーザー治療を短期間で終わらせる事ができます。

治療に伴う痛みや通院の負担を大幅に軽減することができ、患者さんからも好評をいただいてます。

パターンレーザー

*地域初導入*
”PrecisionSpotTM レーザ照射”技術搭載眼科用レーザ光凝固装置  PASCAL Streamline *TOPCON社製

どんな病気でも早めの治療が大事ですが、糖尿病網膜症こそ、それが当てはまる病気もありません。
糖尿病による目の合併症を最小限に抑えるためにも、早い時期での受診をお勧めいたします。

 

投稿者: 医療法人須恵中央眼科

2012.09.21更新

● 眼圧ってなんだろう●

眼科を受診されると、「眼圧を測りましょう」と言われることがあります。

須恵中央眼科では、
20歳以上の初診の患者様には必ず視力検査と眼圧の検査おこなっています。

眼圧をいつも意識されている方はいないと思います。
人間の眼は、正常な大きさや、丸い形を維持するために内側から圧力【眼圧】がかかっています。
目の内部にかかっている圧力なので、目に見えるものではありません。
しかしこの圧力が大きく変動すると、さまざまな支障がでてくることもあるため注意が必要です。

眼圧

●眼圧の正常値・異常値●

人種によっても眼圧は違うと言われています。近年の大規模な調査(多治見スタディ)によると、
日本人の眼圧の平均値は14.5 mmHgほどであることがわかりました。
ばらつきの程度(標準偏差が2.5 mmHg)を考えると、正常の眼圧は10~20 mmHgとなります。

眼精疲労やその他の要因によって眼圧が少し変動することは珍しくありません。
1日に眼圧が5mmHg前後変動しているのが一般的です。(眼圧の日内変動と言います)

●代表的な眼圧計について●

眼圧の測定には直接角膜に機器を当てて測定する【接触式】と、
目に空気を当ててその変動を測定する【非接触式】の二つがあります。

◆接触式眼圧計
ゴールドマン圧平眼圧計

細隙灯顕微鏡に眼圧計がついています。
角膜に色素をつけ、そこに眼圧計を密着させて測定します。
現在、最も多く行なわれている検査方法です。
患者さんは検査台にあごをのせ、点眼麻酔をして行います。

◆非接触式眼圧計
ノンコンタクト トノメーター(Non Contact Tonometer)

圧搾空気を吹きつけ、角膜のへこみ具合から眼圧を測定する方法です。
器具が目に直接触れることはないので、麻酔はしないで検査ができます。
30秒もあれば行なえる簡単な検査です。
定期健診や人間ドックでもよく行なわれている検査方法です。

●眼圧が正常範囲内でも注意が必要です●

緑内障は我が国における失明原因の第1位を占めています。
特に40歳以上になると、【約25人に1人】の割合でこの病気になっている方がいると言われています。

この緑内障のタイプの中に、【正常眼圧緑内障】というものがあります。
このタイプは眼圧が正常範囲内でも視神経の障害が進んでいくというものです。

日本人はこの正常眼圧緑内障の割合が海外に比べて高いといわれおり、
研究結果からも緑内障の過半数がこのタイプであったことが分かっています。

そのため、眼圧の検査と一緒に網膜や血管や視神経乳頭の異常を調べる
【眼底検査】も定期的に受けることをお勧めします。

◆緑内障は早期発見が大事◆

緑内障

緑内障急性発作の症状です。角膜が濁り青っぽくみえます。

現代医学でも失明から救えない、きわめて難治性の緑内障が存在することも事実です。
しかし一般に、早期発見・早期治療によって失明の危険性は減らすことができますので、
定期検診で早期の発見をすることがとても重要となるのです。

自覚症状が初期では感じにくい病気でもあります。
是非定期検診を行っていただき、早期発見を心掛けて下さい。

 

 

 

 

投稿者: 医療法人須恵中央眼科

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